英語の必要性は今後どうなるのでしょうか?
この記事は将来に向けて英語の学習を検討している方には必見の内容となっています。
ここ20年位で職場内や仕事関連で、外国人と関わり英語を利用することがだいぶ増えた方も多いかと思います。
私は15年間キャリアコンサルタントとして多くのビジネスマンの英語力や求人条件における英語力の変化をみてきました。
その経験や国の教育方針の変化を踏まえて、英語の必要性が今後どうなるかについて解説します。
こんな方におすすめ
- 英語の必要性を感じているが何もしていない方
- 自己啓発のために英語を今後勉強しようか迷われている方
- なんとなく英語を勉強しているが、今後本当に役に立つか分からない方
- 英語を勉強しているが、重要性が分からずモチベーションを保てない方
- お子様への英語教育について検討中の方
Contents
英語の必要性の今後
英語のコミュニケーション能力がないことが大きなリスクになる
1990年代の中盤にWindows95がMicrosoftから発売されました。
それまでは、パーソナルコンピュータを持っている人はごく一部の方で、今のように普及していませんでした。
それから数年間は、
・Wordで資料作成ができる
・Excelでvlookup関数が扱える
・Excelでマクロを組んで効率化することができる
・Powerpointでプレゼン資料を作れる
上記のようななスキルが転職市場において効果を発揮していた時代があります。
しかし、現在では仕事でパソコンを使うことを当たり前になっています。
職種によりますが、事務作業を伴う労働者にとってはWord/Excel/PowerPointなどのツールを使えることも当たり前になっています。
英語コミュニケーション能力もそれと同じことが今後起きようとしています。
小学校で英語が教科化され、大学入試でも英語の試験内容が読み書き中心から4分野を全体を測るように変わろうとしています。
子供向けのオンライン英会話サービスもここ数年で各社非常に力を入れています。
確実に英語のコミュニケーション能力が高い人が増加しています。
また、中学や高校は生徒を、大学は学生を、企業は社員をセブ島に英語留学させているケースが非常に増加しています。
私も実際に2回セブ島に英語留学しましたが、日本の生徒、学生、会社員がとても増えていましたし、日本人向けの語学学校も増加しています。
また、ここ10年位で新卒の方のTOEICスコアは明確に上昇しています。
この延長線上を想像すると、2030年~35年には普通にパソコンを使うように日常的に英語を使用することになっている可能性が高いと言えます。
今は、英語のコミュニケーション能力は付加価値があるが、当たり前になると付加価値ではなくなります。
と同時に英語のコミュニケーション能力を有していないことが大きなリスクになります。
新型コロナウイルスによる働き方の変化
新型コロナウイルスにより、在宅勤務やリモートワークなどオンラインでの仕事をする機会が増えた方もいるかと思います。
自分も一時的に週3日程度は、在宅勤務をしていました。
社内のMTGはもちろんのこと、お客様との商談や打合せも90%以上がZoomやGoogle MeetやMicrosoft Teamsを使ったものになっています。
インターネットがあり言葉が通じれば、全世界と会議することさえ容易であることを証明しています。
一方、日本の生産労働人口は、残念ながら確実に減少していきます。
その影響は海外からの労働者の受け入れ増加や国内の経済の縮小やそれに伴う海外ビジネスへのシフトを加速させる可能性を高めています。
つまり、海外とのビジネスに関与したり、外国人と一緒に仕事をする日本人が確実に増えることになります。
政府が本格的に英語教育改革を始めた理由もそこにあるかも知れません。
いずれにせよ、英語を使わざるを得ない状況は確実に迫ってきているということです。
以上のことから、英語コミュニケーション能力の必要性は今後確実に高まっていくと言えるでしょう。
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英語コミュニケーション能力とは
では、英語コミュニケーション能力とは具体的にどういったものでしょうか。
英語も日本語も一緒ですが、言語はコミュニケーションツールの一部であり、目的は互いの認識を共有し物事を進めることである。
この前提を忘れてはならない。
そして、単に英語力ではなく、英語でのコミュニケーション能力としているのは、実践的な英語でのコミュニケーション能力において英語力はその一部でしかないということある。
ポイント
- 相手が言っていることを正確に理解する英語力
- 自分が伝えたいことを相手に伝える英語力
- 相手の文化を理解してそれを踏まえたコミュニケーションをとる
- 相手の話をしっかり聞く傾聴力
- 相手が話しやすくする相槌やリアクションや質問力
- 礼儀(丁寧な言い回し)
- 相手への関心と相手が関心を持っているものへの関心
- 場を和ませるアイスブレーク
- 駆け引き
- 相手をその気にさせる話の展開力
- 相手にイメージさせるための具体的な描写説明
英語コミュニケーション能力の内、言語としての英語力は一部であるということがわかります。
そして、日本語でのコミュニケーションでも同様な能力が必要であることがわかります。
TOEICのスコアを上げることだけを目標にしてはいけない
上記の通り、英語でコミュニケーションをとる上で必要な能力は英語力だけではありません。
特に一般的なTOEICのスコアはリスニングとリーディングのみであるため、ハイスコアを保有している方でも英語でのコミュニケーションに自信のない方が結構います。
また、英語人材の採用に慣れている企業の人事はTOEICのスコアのみで応募者の英語力を判断しなくなってきています。
≫転職に必要なTOEICのスコアの目安【英語学習者は知っておきたい情報】
英語コミュニケーション能力を今後どのように上げていくか
英語力
英語力に関しては、4分野(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)をすべて高める必要があります。
4分野について客観的にその能力を証明する方法
- 通常のTOEICに追加してSpeaking&Writingもスコアを取得しておくこと。
- IELTS、実用英語技能検定(英検)、ケンブリッジ英検、国連英検など4分野を測定できる試験で認定を受けておく。
【優れた実績のあるTOEFLやIELTS、TOEICなどの英語試験対策の学校】
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コミュニケーション能力
コミュニケーション能力を高めるうえでの重要な要素について説明します。
- コミュニケーションスキル向上への意識と実践
- ビジネス英会話に強いオンライン英会話の受講
- 文化や歴史を学ぶ
- 読書
コミュニケーションスキル向上への意識と実践
これは英語に限らず、普段の生活でコミュニケーションスキルを向上することを実践することが重要です。
話している人の目を見ることや相槌をすること、共感をしっかりと表現することなど日本人同士でのコミュニケーションでも意識して実践しておくことが重要です。
ポイント
- 話が長くなり過ぎないようにする
- 結論から述べるようにする
- 納得できるまで質問する
- 無駄に笑わない
- 自分の意思をしっかり伝えるようにする
- 声を大きめに話すようにする
- 大きめのリアクションをとるようにする
英語でのコミュニケーションも、日本語でのコミュニケーションでも土台は一緒です。
その土台を常日頃から作り上げておきましょう。
ビジネス英会話に強いオンライン英会話の受講
単に英語力を上げるだけではなく、英語におけるビジネスマナーなども同時に学べるビジネスに特化したオンライン英会話は非常に効果が期待できるサービスです。
意志は伝えられても、英語的にぶっきら棒な印象を与えてしまう言い回しをしている日本人を海外で目撃することがあります。
ビジネスにおける英語コミュニケーションにおけるパターンなども学習できるサービスが
無料のトライアルレッスンもありますので、試すといいと思います。
≫オンライン英会話で初心者におすすめのサービス【初心者必見情報】
文化や歴史を学ぶ
これもコミュニケーション能力を高めるうえで重要な要素になります。
とある国は、政府を対象とする議論が御法度であり個室の食事の場でも政治の話を避けようとします。
その国の文化、歴史的背景、政治的な影響によってセンシティブな事柄があるので、理解しておくことがリスクヘッジになりますし、コミュニケーションでの失敗を防止してくれます。
読書
海外でベストセラーになっているビジネス書などは目を通しておくとよいです。
相手の思考パターンの基本が理解できるケースがあります。
以下の書籍は一部の例であるが、欧米の方とビジネスとしてのコミュニケーションをとる場合は、教養として理解しておくことは重要である。
英語の必要性は今後どうなるかのまとめ
まとめ
英語の重要性は今後ますます高まる!
英語力は英語でのコミュニケーション能力の一部でしかない。実践的な英語でのコミュニケーション能力を高めていく必要がある!
ということで、英語の重要性は今後ますます高まることがわかりました。
それに対応するためには単に英語力を上げるのではなく、英語コミュニケーション能力の向上を図ることが重要です。
本記事をお読みいただき少しでも英語コミュニケーション能力の高めて、将来のリスクヘッジにつなげて頂けたら幸いです。
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付録
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