乳児を育てているとミルクや離乳食を作るのにお湯をわざわざ沸かすのは手間がかかりますよね。
また、夏場、大人も子どもも冷たい水を飲みたがるシーンは多々ありますよね。
そのような時に、ウォーターサーバーがとても便利です。
しかし、日本では数多くのウォーターサーバーが販売されていてどれを選んだらよいのか正直わからないという声を聞きます。
ウォーターサーバーを選ぶ際のポイントを明確にして、各社の違いが簡単にわかるように比較表を用意しました。
生活や健康にとって大切なお水選びは、こちらの記事を読んでから選ばれると後悔しない納得感のある選択ができます。
最後まで読んでから選ぶようにしましょう。
こんな方におすすめ
- ウォーターサーバーの導入を検討中の方
- ウォーターサーバーを買おうと思っているがどれを選べばよいか決めかねている方
- 子育てが少しでも楽になればと思っているワンオペママ、パパ
- いつでもすぐに冷たい水を飲みたい方
- お湯を沸かすのが面倒くさい方
- 1日2リットルの水を摂取することを心がけている方
- 美味しい水を体が求めている方
Contents
ウォーターサーバーの選び方
何を期待して導入するかを明確にしておく
これを明確にしておくことが重要です。
明確にしておくことでウォーターサーバー選びでの後悔をかなり減らせます。
- 赤ちゃんのミルクを作るのに使いたい
- 手軽に冷たい水を飲みたい
- 美味しいこだわりの天然水を飲みたい
- ペットボトルの水を買うのが面倒くさい
- 備蓄用の水としても活用したい
- ウォーターサーバーのあるお洒落な生活したい
- 水道水がまずい
- 手軽にお湯を使いたい
どんな種類があるのか
ウォーターサーバーには多く分けて2つのタイプがあります。
2つのタイプ
【ボトル配送タイプ】
天然水やろ過水の入ったボトルを配送してくれるタイプ。
備蓄用の水としても利用可能である。
利用する水の量とともにランニングコストがあがる。
【水道水浄化タイプ】
水道水を浄化して使うタイプ。
水道に直結するものと水道水をタンクに入れるタイプがある。
ランニングコストは一定で安価な傾向がある。
それぞれのタイプがどんな要望にマッチするか見てみましょう。
ボトル配送タイプ | 水道水浄化タイプ | |
赤ちゃんのミルクを作るのに使いたい | ◎ | ◎ |
手軽に冷たい水を飲みたい | ◎ | ◎ |
美味しいこだわりの天然水を飲みたい | ◎ | × |
ペットボトルの水を買うのが面倒くさい | ◎ | ◎ |
備蓄用の水としても活用したい | ○ | × |
ウォーターサーバーのあるお洒落な生活をしたい | ◎ | ◎ |
水道水がまずい | ◎ | △ |
手軽にお湯を使いたい | ◎ | ◎ |
多く使っても安く済ませたい | × | ◎ |
ボトルを受け取ったり注文するのが面倒くさそう | × | ◎ |
環境に優しい方がいい | × | ◎ |
ボトルの交換って面倒くさそう | × | ◎ |
日頃のメンテナンスが楽な方が良い | △ | ◎ |
タンクの交換や給水は面倒くさそう | × | ◎ 水道直結 × 給水タンク式 |
価格・費用
多くの方にとって価格は大きな要素になります。
費用は初期の費用とランニングコストを理解しておきましょう。
- 初期費用:導入時にかかる費用(設置費、水道分岐工事費(水道直結の場合))
- ランニングコスト:使っていく中でかかる費用(ボトル代、メンテナンス費用、電気代、サーバーレンタル代)
2つのタイプの費用の傾向
【ボトル配送タイプ】
初期費用はないことが多い。
ランニングコストは基本ボトル代と電気代である。
サーバーレンタル代は無料が多い。
ということはサーバー代金はボトル代に含めて回収している可能性があります。
(4人家族の場合の目安)
1日1人500ml利用:4名で2L/日⇒30日で60Lを使うことになる。
12Lで1,800円(相場)として、1800円*60L/12L(5本)で9,000円
※よくホームページには12Lを2ボトルで3,800円などと出ているか、ボトル配送タイプでは各家庭でどの程度水やお湯を使うかを計算しておくことが重要です。
- 4人家族:9,000円~12,000円が多いようです。
- 3人家族:6,000円~9,000円が多いようです。
- 2人家族:4,000円~6,000円が多いようです。
【水道水浄化タイプ】
初期費用は水道直結の場合は5,000~15,000円程度。
水道水をタンクに注ぐタイプは無料のこともある。
水道直結の場合は水道分岐工事が必要になります。
後付けの食洗器と同じように水道管を分岐します。
自分でもできますが、自信のない方はやってもらった方が無難です。
ランニングコストは、サーバーレンタル代と電気代と水道代です。
サーバーレンタル代の目安:3,000~4,000円(定期的な交換フィルター代を含む)
メンテナンス
衛生面から定期的なメンテナンスが必要なケースが多いです。
特に水道水浄化タイプはフィルターの交換が必須です。
ただし、どの製品も簡単に交換できるような工夫がされています。
また、ボトル交換式はボトル接続部などにカビが生えないように交換時にアルコール消毒などを推奨している製品もあります。
停電時・備蓄として利用
飲料水は非常に大切な備蓄品です。
地震等の大規模災害時には停電や断水になることがあります。
停電時にウォーターサーバーを使えるかも把握しておきましょう。
コック式やレバー式であり電気制御で水を出していない機構になっているウォーターサーバーは常温であれば出水できる機種が多いです。
備蓄水としての利用について、ボタル配送タイプに軍配があがります。
しかし、天然水などで加熱滅菌処理などをしていないことを売りにしている天然水ボトルの場合は半年程度の賞味期限となり、ペットボトルの水のように1年以上の保管はできません。
RO水と呼ばれる逆浸透膜という特殊なフィルターを使い、水分子以外の不純物を徹底的にろ過したお水は、1年程度の賞味期限があります。
RO水のボトルが一番、備蓄性は高いと言えます。
水温・湯温
冷たすぎる水が苦手な方もいますし、キンキンに冷えた冷水を好む方もいます。
また、お湯を何に利用するかも想定しておきましょう。
カップラーメンで利用するには、90℃以上は欲しいところです。
ウォーターサーバーのお湯は加熱後徐々に下がります。
ですから、80~85℃程度出てくることが多いようです。(コーヒーは大丈夫)
そこで再加熱機能があるとカップラーメンでも利用可能です。
温度設定調節機能の付いている便利なものもあります。
ウォーターサーバーの比較
人気のウォーターサーバーサービス5つのサービス内容を比較します。
プレミアムウォーター | Humming Water | 楽水ウォーターサーバー | クリクラ | コスモウォーター | |
お水 | 天然水(非加熱処理) 富士吉田や北アルプスなど厳選した日本の7か所の天然水を選べる | 水道水浄水型(給水タンク式) 2段式浄水フィルター | 水道水浄水型(直結型) 3つの浄水フィルターで浄化 ※水道直結と給水タンク式を選択可能 | RO水 | 天然水(48時間以内に出荷) (静岡、京都、大分) |
価格(初期費用) | 無料 | 無料 | セルフ設置 5,500円 設置依頼(水道分岐) 13,200円 | 無料 | 無料 |
価格(毎月) | サーバーレンタル 無料 | 3300円 | サーバーレンタル 3,278円~ | サーバーレンタル 無料 | サーバーレンタル代 無料 |
価格(水代) | 12L 2本 3,974円 | なし(使用した水道料金) | なし(使用した水道料金) | 12L 1,460円 6L 890円 | 12L 2本 4,104円 |
ボトル回収 | 不要 | 不要 | 不要 | 回収あり | 不要 |
水温 | 水温 6℃ 湯温 85~90℃ | 水温 6~10℃ 湯温 80~90℃ | ☆温度設定機能あり 水温 5~12℃ 湯温 90~95℃ | 水温 4~10℃ 湯温 75~85℃ | 水温 6~10℃ 湯温 80~90℃ |
再加熱機能 | サーバーによる | 〇 | 〇 | サーバーによる | なし |
チャイルドロック | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
停電時 | 常温の利用は可能 | 非常用電源ユニット(1,760円)があれば常温のみ利用可能 | 利用不可 | 常温は利用可能 | タンク分のみ常温は出水可能。また、ボトルはポータブルスタンド(1,100円)を使うことで水の利用は可能。 |
自動クリーニング | 温水で衛生状態を保っている | 内部は自動クリーニング | 加熱殺菌機能あり | なし | Wクリーン機能 |
メンテナンス | クリーニングキットを別途販売 | 定期的に交換フィルターを無償で送付される | 定期的に交換フィルターを無償で送付される | 年1回サーバーメンテナンス | 定期メンテナンス不要 |
契約年数 | 基本3年 | 2年 | 初回契約期間3年 | 2年 | 2年 |
解約手数料 | あり(契約期間内の場合) | あり | あり | 0円 | あり(規定期間満了前の解約) |
ホームページ | プレミアムウォーター | 【ハミングウォーター】 | 楽水ウォーターサーバー | 【クリクラ】 | コスモウォーター |
ウォーターサーバー導入の注意点
契約期間があります。
途中で契約を解除する場合に解約手数料が発生するところが多いのが実情です。
各ホームページを見るとわかりますが、ボトル配送タイプの場合のか価格表示の条件が12Lボトル2本の場合というのが多いです。
しかし、実際にはそれでは足りなくなることが多いというのも実情です。
ボタル配送タイプの場合はランニングコストをしっかり見極めておきましょう。
まとめ
ウォーターサーバーはボトル配送タイプと水道水浄化タイプに大きく分かれます。
水道水浄化タイプも水道直結型と給水タンク型に分かれます。
このようにウォーターサーバーにはいろいろなタイプがあり、それぞれの特徴があることがわかったかと思います。
2年とか3年の契約期間があり途中で解約すると解約手数料も発生します。
自分の利用シーンや何を期待してウォーターサーバーを導入するのかをしっかりと見極めて後悔のない選択をしましょう。
各サービスのホームページのリンクを付けておきますのでしっかり内容を確認して比較してみよう。
そして、素敵なウォーターサーバーライフを!
プレミアムウォーター
Humming Water
水道水浄化タイプ/給水タンク型
- 水道水をタンクに注ぐだけで簡単においしい水が飲み放題。
- 極限まで無駄を省き、シンプルだけど機能的なウォーターサーバー。
- 交換時期に合わせて定期的にフィルター(無料)を届けてくれる。
楽水ウォーターサーバー
水道水浄化タイプ/水道直結型(給水タンク型も選択可能)
- 専用のフィルターで水道水に含まれる、塩素、カルキやさびやホコリ、砂などの目には見えない微粒子もすべて取り除く。
- 飲料水だけでなく、お料理にどんどん使っても料金変わらず。
- 必要な作業は年2回のフィルター交換だけ。
クリクラ
ボトル配送タイプ/RO水
- 今年もクリクラは、9年連続「お客様満足度No.1」
- 「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2020」 RO水ウォーターサーバー部門 第1位
- 業界初!HACCP(総合衛生管理製造過程)認証取得済み
コスモウォーター
ボトル配送タイプ/天然水
- 「レンタル料金無料」「送料無料」で知名度も高い。
- 他社のウォーターサーバーから乗り換えの方にはQUOカードプレゼント等のキャンペーンをすることがある。
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