こどもへのプレゼントにレゴはとても人気があります。
ところが実際にはどのレゴを選べばよいか悩みませんか?
そこでこどもへのプレゼントとしてレゴを検討してる方にレゴの魅力と年齢別のお勧めレゴをご案内します。
私は自分もかなりレゴに夢中になった経験がありますし今でもこどもたちとレゴを作って楽しんでいます。
息子たちにも実際にたくさんのレゴを買って遊ばせてあげています。
この記事では、レゴの魅力と実際のレゴ選びのポイントを解説します。
記事を読み終えると、自分のこどもや甥っ子姪っ子へのプレゼントとして適切なレゴを選ぶことが出来るようになります。
こんな方におすすめ
- レゴでこどもと一緒に遊びたい方
- こどもへのプレゼントにレゴがよいと思っているが、どのレゴがよいのか判断できない方
- レゴが好きな方
Contents
こどもへのレゴの効果
こどもにレゴを買ってあげようと思う方は、こどもがブロック遊びが好きだという理由の他にもレゴの知育的効果を期待されていることもあります。
では、レゴ遊びをすることで子どもにどんな効果が期待できるのでしょうか。
発想力・創造力
ブロックを組み立て方は大きく分けて2通りあります。
自由に自分でゼロから組み立てる方法と製品に付属している組立説明書に沿って組み立てる方法です。
特に自由に自分でゼロから組み立てる時、自分でイメージしながら組み立てることになります。そのプロセスで発想力や創造力を使うことになります。この繰り返しが、発想力や創造力を大きく成長させることに繋がります。
レゴ社の調査によると、こどもの頃にレゴでよく遊んだ東大生の9割以上が、組立説明書の従って作るのではなく、自分で自由に組み立ててよく遊んだとのことです。
集中力
「東京大学に合格するために最も必要な能力」についてレゴ社が東京大学の学生に調査したところ75%超が「集中力」を上げたそうです。
「集中力」と回答した多くの人が、レゴ遊びが集中力を向上させたと感じています。
細かいパーツを手先を使って組み立てるプロセスにおいて、集中力が必要不可欠であり、ブロック遊びを繰り返す中で、集中力に養ったと考えられます。
記憶力や思考力
レゴを組み立てる際に指先を器用に使う必要があり、その行為が大脳の活性化に寄与します。
大脳は記憶力や思考力を司っているため、記憶力や思考力が鍛えらるといえます。
空間把握力
中京学院大学短期大学部の保育科の川田准教授が高校生に2017年に実施した調査で、幼児期にレゴなどのブロック遊びや積み木遊びが好きだった人は、空間把握力が発達していることが明らかされています。
部品を立体的に組み立てたり積上げたりする遊びであり、「どの部品をいくつ、どのように組み合わせたらどんな形や大きさになるのか?」ということを遊びを通して自然と学習できるようになります。
以上のように、レゴ遊びには多くの知育的効果があることが調査でも明らかになっています。
レゴで遊ぶことで英語や算数などの学習向上には直接関与しませんが、あらゆる学習の土台となるエッセンシャルな能力の向上が期待できることから、将来あらゆる学習において有利に働くことになります。
こどもたちの将来のためにレゴでの遊びを提供することは大きなプレゼントになると言えます。
こどもの年齢にあったレゴを選びましょう!
前段でも述べたようにレゴは手先を使い、ものを作り上げていく非常に秀逸でロングセラーな知育玩具です。
さまざまな形や色のブロックを立体的に組みたてることで、こどもの創造性や集中力などが発達することが期待できます。
ところがこどもに与えるレゴを間違えてしまうとレゴへの興味がなくなる危険もあります。
ですからこどもの成長状況にあったレゴを選ぶことがとても重要になります。
背伸びしすぎたレゴを与えても、難しくて嫌になって使われないということもありますし、易し過ぎるとすぐに飽きてしまうこともあります。
そこで年齢別のレゴの選び方をご案内します。
こどもの年齢別のレゴ選びのポイントとお勧め製品
1~2歳くらい
1~2歳は細かいレゴパーツを扱うのはまだ難しいです。
レゴのデュプロはレゴ品質でレゴよりも大きくて扱いやすいブロックのためこの年代にはお勧めです。
形や色を覚えるのと指を使ってくっ付けたり離すということ自体が成長を促します。
目安は、積み木で自分で形を作ったりすることが出来るようになっている状態のお子様です。
また、基礎版があるとその上に人を立たせたり、建物をつくったりできます。
基礎版を購入したあとに夢中になったというお子様もいますので、是非、基礎版も一緒に用意してあげるとよいでしょう。
2~3歳くらい
この頃になると何かを真似して作ったり、動物や乗り物をブロックで作ろうとします。
ですから、それに対応できるレゴ(デュプロ)を選ぶことで子どもの遊ぶ意欲が高められます。
ただし、この時点では細かいレゴよりかはデュプロの方があっている子どもが多いです。
以下のセットがお勧めです。
3~4歳くらい
3歳を過ぎるとかなり手先も器用になるとともに自己主張も高まってきます。
自分でできる!という意識も高まってきます。
より細かく自分の希望の世界を表現できるレゴに突入します。
自由な発想でいろいろ作る事ができるセットと基礎版が非常に相性がよい組合せになります。
4~5歳くらい
自動車などの乗り物の組立にも対応できるようタイヤセットが喜ばれる年齢です。
いろいろな乗り物をつくったり、保育園や幼稚園でお友達同士でテレビのキャラクターやゲームのキャラクターが話題に出始めます。
そういった実態に合わせたレゴ製品があっています。
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5~6歳くらい
すっかり平仮名も読めるようになり、説明書にならって作る事もできるようになる年齢です。
この辺りからは、ある程度決まったものをしっかり作り上げていくスタンスのレゴがこどもの成長に寄与し始めます。
こどもの集中力を高めるうえでレゴが非常に役立つ時期になります。
6歳以上
こどもによって多少の難易度が高いレゴでも組み立てられるようになります。
建物と関連する乗り物などがセットになっている消防署や警察署などの全体としての世界観を作り上げるレゴのセットが非常に喜ばれる年齢です。
こんなデータも!
レゴと知育の関連性についての調査結果がありますので、こちらも参考にされるとレゴの魅力がわかります。
ブロック玩具メーカーのレゴジャパン株式会社(本社:東京都港区赤坂、代表取締役:ボー・ホンベック・クリステンセン)は、来る3月10日に発表される東京大学の合格発表に先駆け、東京六大学(東京大学/早稲田大学/慶応大学/明治大学/立教大学/法政大学)出身者を対象とした「レゴと知育の関連性に関する調査」を実施。
- 東大出身者に対する、「あなたは今までレゴブロックで遊んだことがありますか?」という質問に対して、68%が「経験あり」と回答。
- 「子どもの頃にレゴで遊んだという経験が、自身の能力やセンスに影響がありましたか?」という質問に対し、東大出身者も85%が「影響があった」と回答している。
- 「影響があった」と回答した東大出身者の約2人に1人が「集中力」、「創造力」、「イメージ力」の3つの力を伸ばすことに役に立つと回答。
- 東大に入るために一番必要な能力は、「集中力」であると東大出身者の3人に1人が回答。
- 東大出身者は他大学と比べて、「レゴを親や家族からプレゼントされた」方が多く50%以上にも及んだ。
- 東大出身者の子どものうちレゴで遊んでいる子どもは64%で、他大学出身者の子どもより12.5ポイント高い。
- 「説明書無しで自由に組み立てるタイプのレゴを好む方」は94%で、「説明書付のレゴを好んでいた方」22%より4倍以上高い。
- 他大学出身者と比べて、東大出身者の方が、この傾向が約8ポイント高い。
- 東大出身者の71.0%が「説明書無しで自由に組み立てるタイプのレゴ」は、「創造力」を伸ばすことに役立つと回答。
【PR Times 2018年3月7日 15時31分 レゴジャパン株式会社の記事より引用】
東京六大学出身者600名に聞いた「レゴと知育の関連性に関する調査」 3月10日は東大合格発表!東大出身者の約70%がレゴ経験あり!“レゴ育”が東大入学への近道だった!?
まとめ
こどもたちのレゴ遊びには生きていくうえでとても役立つ能力を向上させる効果が期待できます。
そのレゴをしっかりこどもたちが堪能してもらうためには、こども状態に合致する商品を選択することが非常に重要です。
当然ながら個人差はありますが、年齢別にご案内した商品を参考に選ぶことでレゴ選びの失敗は減らせますので是非参考にしてみて下さい。
こどもたちにあったレゴをプレゼントして、レゴ好きになって将来幸せな人生を歩んで欲しいものですね。